照明器具メーカー・OEM調達向け
LED用アルミヒートシンク
LED用アルミヒートシンクの選定では、基板の取付面とフィン周囲の空間を先に確認します。Aluminum Profile Works は、標準断面と特注仕様のフィン付きアルミ押出形材を供給します。断面図、取付条件、発熱量、冷却条件、仕上がり長さ、数量をまとめて見積をご相談ください。
断面と冷却条件の確認項目を見る
連続したベースと直線フィンが一体の押出断面を構成します。
器具との取り合いから仕様を固める
基板や筐体で決まる寸法と、変更を検討できる寸法を分けてください。同じ条件で標準断面と特注断面を比較できます。
標準断面の照合
形材の参照番号と寸法図を用意し、ベース、フィン、外形の適合を確認します。
取付面の明確化
基板の接触範囲と固定位置を図示し、穴・ねじなどの追加工要求を断面形状と分けて記載します。
完成部品として指定
材料、調質、表面処理、長さ、数量、検査項目を同じ部品図に対応させます。
LED用アルミヒートシンクの製品情報
- 形材区分
- ヒートシンク用形材
- 製品群
- LED照明向けフィン付きアルミ押出形材
- 断面仕様
- 標準断面・特注断面に対応。ベース、フィン、取付面、仕上がり長さは合意した図面で指定
- 供給仕様
- 選定図面に基づき、適用規格、材料、公差、仕上がり状態を確認
標準断面と特注形材、どちらで相談する?
標準断面は既存形状との照合から、特注断面は必要な取り合いから検討します。どちらも完成部品の仕様確認が必要です。
| 確認項目 | 標準断面の見積相談 | 特注断面の見積相談 |
|---|---|---|
| 最初に用意する資料 | 形材参照番号と寸法入り断面図 | 希望断面と相手部品の図面 |
| ベースとフィン | 外形、ベース厚、フィン高さと隙間を照合 | 固定寸法と調整可能な寸法を明示 |
| 金型 | 該当断面と金型の利用可否を確認 | 金型と押出加工の成立性を検討 |
| 完成状態 | 切断長さ、取付仕様、表面処理を指定 | 仕上がり長さ、追加工、表面処理を指定 |
| 冷却条件 | 発熱量、周囲環境、空気の流れを提示 | 目標温度、発熱量、実装条件を提示 |
合金、調質、表面処理、追加工、数量、納入条件は見積で確認します。断面の名称だけで放熱可能な電力は決まりません。
ベース・フィン・通気空間
LED用ヒートシンクの製品画像



選定断面、重要寸法、納入時の仕上がり状態は承認図に明記してください。
発熱量と冷却条件をそろえて比較する
LED、基板、熱伝導界面材、ヒートシンクは一連の熱経路を構成します。Lumileds は、接合温度が動作条件と周囲までの総熱抵抗に依存することを説明しています。[1]
- 器具の消費電力に加え、排出すべき熱量とその見積根拠を提示します。
- 最高周囲温度、動作時間と周期、LEDデータシートの温度制限を明記します。
- 自然空冷・強制空冷の別、設置方向、筐体による通気制限を記載します。
- 全幅、全高、ベース厚、フィン厚と高さ、フィン間の有効隙間、完成長さを寸法化します。
- 基板接触面、固定方法、界面材、平面度などの要求を指定します。
- 照明器具全体の熱評価方法と判定条件を事前に合意します。
用途名だけでなく実装状態を伝える
形材を取り付ける位置、周辺部品、熱が器具外へ出る経路を示してください。最終的な適合は想定条件下の完成品で評価します。
- リニアLEDモジュール
基板外形、ベース上の固定位置、配線スペース、フィン周囲の余裕を記載します。
- 密閉構造の照明器具
筐体との隙間、通気口、接触箇所を示し、熱が外へ移動する経路を説明します。
- OEM向け部品調達
相手部品図、図面改訂、数量、検査要求をそろえ、同じ部品の継続調達条件を整理します。
見積依頼に必要な資料
断面図と完成部品図に、長さ別の数量、納入先、希望日程を添えてください。固定寸法と調整可能寸法を区別し、材料・調質・表面処理・追加工の要望を記載します。最低注文数量、金型費、価格、納期は選定仕様ごとに確認します。
ベース・フィン間隔・空気の流れを一緒に確認
形状寸法と熱条件を分けて記載すると、比較条件が明確になります。Lumileds はフィン面積と空気流の関係、Cree LED は基板と界面材を含む熱経路を説明しています。[1, 2]
ベース厚と熱源位置
熱源の接触範囲を示し、熱の広がり、取付剛性、利用可能な空間をあわせて検討します。
フィン間の有効隙間
フィンが多いほど有利とは限りません。自然空冷の通気経路、強制空冷のファンと流路条件を確認します。[1]
基板の接触面
接触面積、平面度、界面材、その組付け厚さを指定します。[2]
押出形状と追加工
連続断面と切断、穴加工、タップ、面加工を区別し、完成寸法と検査基準を示します。
図面に添える四つの情報
LED用アルミヒートシンクの見積を、同じ部品定義で検討できるように整理します。
- 断面と改訂
- 参照番号または寸法図、改訂番号、変更できない取付インターフェース
- 熱条件
- 発熱量、周囲環境、温度上限、冷却方式、設置方向
- 完成部品
- 合金・調質、長さ、表面処理、取付仕様、希望する追加工
- 注文と検収
- 数量、納入先、希望日程、重要公差、合意する検査・熱評価条件
未確定事項は明示し、見積段階で確認できるようにしてください。
図面と調達条件を相談発注前に検査の基準を合わせる
検収条件を承認図と器具の組立要求に結び付けてください。
形状と取り合い
外形、ベース、フィン、真直度、仕上がり長さ、固定箇所を図面改訂に従って確認します。
接触面と表面処理
取付面、端部、表面状態、必要なマスキング箇所を合意した方法で検査します。
組立後の熱評価
組付け、界面材、負荷、周囲温度、空気流を記録し、目標温度と比較します。
LED熱設計の技術資料
以下は選定と評価の考え方を説明する資料です。APW形材の性能値や供給仕様を保証するものではありません。
LED用アルミヒートシンクのよくある質問
LEDテープ用のカバー付きレールと同じ製品ですか?
本ページは、LED組立品の放熱に使うベースとフィンを備えた押出形材を対象としています。基板接触と冷却条件の確認が必要で、装飾用レールの名称だけでは適合を判断できません。
LEDのワット数だけで選定できますか?
それだけでは決まりません。発熱量、周囲温度、基板、界面材、設置方向、空気の流れを示し、完成器具を使用条件下で評価してください。[1, 2]
フィンの数を増やせば放熱性能は上がりますか?
必ずしも上がりません。隙間が狭すぎると自然対流が妨げられます。ファンを使う場合も実際の流量と流路を含めて検討します。[1]
材質やアルマイト処理は全断面共通ですか?
この製品群に共通の合金・調質・表面処理は固定していません。希望仕様を見積依頼に記載し、対象部品の条件として確認してください。
タップ穴や取付面の加工を依頼するには?
完成部品図に位置、ねじ仕様、接触面要求、検査基準を記載してください。各追加工は対象部品で検討し、見積に明記します。
標準断面と特注断面の依頼方法はどう違いますか?
標準は形材参照番号と寸法図から適合や利用可否を確認します。特注は希望断面と相手部品図から金型・製造成立性を検討します。どちらも完成状態と供給条件の合意が必要です。
